令和4年

④ 令和4年度第3回定例会【LINEパーソナルサポートシステムについて】

会議日:令和4年12月6日【 一般質問 】答弁要旨

県政の諸課題について
LINEパーソナルサポートシステムについて( 健康医療局 )

大村悠

本県では、新型コロナウイルス感染症に対応するための情報発信として、LINEパーソナルサポートシステムを構築し、現在登録者数は160万人強となっているが、ブロックしている50万人強の登録者の方には、情報が届いていない。

これは、状況が日々変わっていく中で、県民が本当に欲しいと感じている情報が提供されていないからではないかと考える。まずは県民のニーズを調査し、登録者がどういった情報を望んでいるかを把握することが重要である。

そこで、100万人を超える県民へのメディアとして、県民のニーズに沿った情報発信を行っていくためにも、LINEパーソナルサポートシステムについて、今後、どのように取り組んでいくのか、見解を伺う。

健康医療局長

LINEパーソナルサポートシステムは、県民の皆様に、新型コロナに関する様々な情報を、プッシュ型で、お伝えできるツールとして、有効であると考えています。

本県では、新型コロナの初期段階から、この情報ツールを活用して、コロナに関する最新の情報を発信してきました。また、プッシュ型での情報提供のほか、双方向型情報ツールとして、その強みを活かし、抗原検査キットの配布なども実施してきました。

こうした結果、現在では、登録者数が160万人を超え、他の自治体と比べても、非常に多い登録者数となっています。一方、他のLINEサービスと比べると、ブロックされている方は、割合としては少ないものの、その人数は50万人以上となっています。

これは、現在提供している情報が、県民の皆様の求めに応え切れていないことが、原因である可能性もあります。そこで、今後、アンケート調査を実施し、県民の皆様がどのような情報を必要としているか、把握したうえで、より、そのニーズに沿った情報発信に努めていきます。

こうしたことにより、LINEパーソナルサポートシステムが、県と県民の皆様をつなぐコミュニケーションツールとして、さらに有効に活用されるよう、しっかりと取り組んでまいります。 私からの答弁は以上です。

大村悠

要望です。

大村悠

私の周りにも実際に登録して、これまでホームページなどを見ないとなかなか情報が届かないというなかで、プッシュ型で情報が届くということは便利ですし、また、LINEは手軽で助かるという声も聞いています。実際、プッシュ型の情報発信は有効的だと感じています。

一方で、情報が自動的に届いてしまうということもあって、自分にとっては重要ではないと感じている情報は、その方にとっては負担に感じてしまうということも考えられると思います。

実際、ブロックされた方を戻すというのは難しいことだと承知していますけれども、今の登録者に対して、情報発信としてユーザーが求めているもの、欲しているものを把握することも重要であると考えています。

もちろん、毎日の新規感染者数を確認したいからと登録している方もいらっしゃいますし、また本来の目的は、コロナの情報発信をするということですから、そういったことを踏まえたうえで、ユーザーのニーズの調査を進めていただくことを求めたいと思います。

次の質問は、県立高校生学習活動コンソーシアムの活用についてです。
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