6月30日、金沢八景駅広場と瀬戸町内会館で消防団フェスタが開催されました。
駅前広場では、消防車が並び、参加していた子どもたちが車に乗って写真撮影。
会館では、消防車と救急車のミニカーに乗ったり、会館の中では地域の防災情報や防災器具などが展示されていました。
行政としての安全対策に加えて
安全安心なまちづくりに向けて行政としても、崖地や河川、護岸などの工事等によるハード対策に加えて、情報伝達や避難環境の充実などソフト対策に取り組んでいます。
しかし、そうした取組には完璧というものはなく、それを補うのは地域の力、一人ひとりの意識です。
消防団の皆様のお力
その中でも、消防団の皆様には本当に日頃から地域の安全、安心を支えていただいています。
火災や災害などの有事の際には出動していただき、大変な思いの中で住民の皆様を守っていただいています。
行事や年末の特別警戒などの時にも意見交換などをさせていただいていますが、消防団の確保、人材育成の面においても課題を伺っていますのが、各分団、各班などで工夫をされています。
今回の消防団フェスタも地域の皆様に触れてもらうことで消防団について知ってもらい、普段どういった活動をされているのかに触れてもらう、そうした狙いもあると思います。
行政では届かない安全対策、それをより協力的に取り組んでいただいていることに改めて感謝をいたします。
自助意識を持つこと
次に、会館の中には防災器具やハザードマップが並んでいました。
一人ひとりの命を守るためには、自身のまちのことを知り、有事の際に備えて決めておくこと、準備することが重要です。
避難場所や危険個所を把握しておくこと、情報を得る手段を調べておくこと、家庭の防災備蓄を用意しておくこと。
何かあってから動くのではなく、事前にできることはしておくことが大事です。
災害から日が経つとその重要性が薄れてきてしまうことからも、こうしたイベントを通じて啓発して、改めて重要性を認識することも大切です。
命を守るためには、一人ひとりの意識、自助の考えは欠かせません。
消防車やミニカーなど、興味をそそられるものを通じて、大切なことを伝える。
そういった魅力的なイベントでした。
私も県議会議員として、そして地域の住民として、一人ひとりの安全安心に向けて、自分ができることを追求して行動に移していきたいと思います。