外で遊ぶ声が、地域の希望になる

スポーツ

運動できる環境を地域でつくる

壁当て、素振り、公園でのキャッチボール

こどもの頃、私は家の前で壁当てや素振りをしたり、近くの公園ではキャッチボールをしていました。そんなとき、近所の大人が声をかけてくれたり、応援してくれたりすることがありました。町内の運動会では、近所の人たちと同じチームになって戦ったことも、今でも楽しい思い出として残っています。

先日、地域活動の一環で、その運動会のお手伝いをさせていただき、あの頃の自分が遊んでいた景色と、今こどもたちが走り回る姿が重なって、胸が熱くなりました。

公園から、こどもたちが消えていく

一方で、こんな声を耳にするようになりました。「公園でこどもが走り回って危ない」「声がうるさい」。
安全性への懸念から、公園での遊びが制限される傾向が続いています。ボールが道路に出る危険、飛び出しの危険など、安全への配慮はもちろん大切です。

でも、その結果として、こどもたちが体を動かせる場所を失っていくとしたら、それでいいのでしょうか。「最近の子はゲームばかりで体が弱くなった」という声も聞きます。でもそれは、こどもたちの意欲の問題だけではなく、環境の問題でもあると私は思っています。

外で遊ぶ声

禁止ではなく、整備と理解を

学校と並んで、家の近くで体を動かせる環境があることは、こどもたちの健やかな成長にとって欠かせないことだと考えています。だからこそ必要なのは、禁止ではなく整備と対話であると考えます。

安全対策の検討、ルールやマナーの啓発、そして何より地域の方々の理解を得ること。
そのためには、日頃から顔の見える関係をつくっておくことが大切です。問題が起きてから話し合うのではなく、普段からつながっているからこそ、お互いに配慮し合える。そういう地域をつくっていきたいと思っています。

公園のお祭り、運動会——顔見知りになる場をつくる

顔が見える関係をつくるために、私は地域のイベントや交流の場づくりを大切にしています。公園でのお祭りやイベント、町内の運動会のような恒例行事は、世代を超えて顔見知りになれる貴重な機会です。こどもたちが走り回り、大人がそれを見守る。そんな当たり前の光景が、孤独をなくし、地域のつながりをつくっていく。

私自身もこうした場を地域活動の中でつくり続けていきたいと考えています。そしてスポーツや運動を通じた交流が、地域の理解と温かさを育てると信じています。

外で遊ぶ声-2

外で遊ぶ声が、地域の希望になる

こどもたちの笑い声や走り回る音は、騒音ではなく、地域の希望だと思っています。その声が聞こえる町をつくることが、私がスポーツ・運動政策を通じて目指していることの根っこにあります。

禁止より整備を。排除より対話を。
外で遊ぶ声が地域の希望になると信じて、これからも取り組んでまいります。

神奈川県議会議員:大村悠

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