9月20日、本会議一般質問に登壇しました。
今回の一般質問では、
「持続可能な産業づくり」
「こどもたちの未来に向けて」
という思いを持って臨みました。
【質問内容】
◆ 観光施策に対する住民の理解促進について
◆ 介護現場の生産性向上について
◆ 水産業のスマート化について
◆ 旧優生保護法の違憲判決を踏まえた県の対応について
◆ 青少年の国際交流の取組について
◆ 県立スポーツ施設の収益化について
◆ 県立高校における学習評価の充実について
※各質問・答弁の詳細はリンクで
【課題から考える政策提言】
日頃の活動の中で、現場の困り事や要望をいただき、解決するために働いています。
それと合わせて、議員として、未来をつくっていく、方向性を示すことも同様に重要なことだと考えています。
今回、一般質問に臨むにあたり、その取組は未来にとって重要なことか、県民の皆さんに還元されるものなのか、ということを念頭に質問を作成しました。
観光については、地域経済にとっては重要であるものの、治安や混雑など住民にとっても影響があるものであることから、住民と観光客が共存するための住民Webアンケート実施する旨の答弁をもらい、また交通アクセスやバリアフリーの充実など、住民にとってもメリットのある施策を検討していくことを求めました。
また、県立スポーツ施設の収益化については、施設を維持していくために収益源をつくっていく経済的視点を取り入れるためネーミングライツの導入を提言し、県立スポーツセンターのネーミングライツの導入の意向の答弁があり、他のスポーツ施設での導入や防災・脱炭素の取組など多角的な視点でスポーツ施設の機能を充実させていくことを要望しました。
【未来に向けた政策提言】
介護の生産性向上については、生産性向上という言葉は冷たく、浸透しにくいという課題を訴え、テクノロジーを活用してサービスの質を向上させるという考えを広げること、また介護は現在日本にとって課題であるものの、乗り超えることで世界的に高齢化が進む日本、神奈川にとっては世界に対して強みになる、可能性も秘めているからこそ、民間事業者と連携して取り組んでもらいたいと要望しました。
また青少年の国際交流では、自身の経験からスポーツや文化活動による青少年の国際交流の重要性を訴え、これまで取り組んできた日中韓だけではなく、新たにベトナムとの交流についての検討する旨の答弁があり、合わせて卓球やサッカーなど種目の拡大についても要望をしました。
県立高校における学習評価については、こどもたちが将来社会に出て活躍していくために、教科・科目による数値による評価が適切なのか、こどもたちの能力や個性を伸ばすという教育につながっているのか、ということを問題提起し、学習評価制度や入試制度についても調査・研究を進めていくことを要望しました。
【政策実現に向けて】
今回の一般質問では前向きな答弁もあったものの、まだまだ道半ばのものもあり、引き続きの努力が必要です。新しいことを始める、これまでやってきたことを変える、そういったことには時間も労力もかかりますが、未来にとって必要なことは粘り強く取り組んでいきたいと思います。
これからも政策を訴え、多くの方々から意見やアドバイスをいただき、政策や実績でしっかりと地元、神奈川県に役に立てるように力を尽くしていきます。
自由民主党 神奈川県議会議員:大村 悠