令和8年

⑤教育課程柔軟化サキドリ研究校事業について【令和8年第1回定例会】

会議日:令和8年2月24日【本会議 一般質問】答弁要旨

「教育課程柔軟化サキドリ研究校事業について」

大村悠

【質問】
国が令和8年度から2年間で実施する「教育課程柔軟化サキドリ研究校事業」、本事業は、令和12年度から順次導入される予定の学習指導要領の改訂で、国が定める各教科の標準授業時数を、すべての小・中学校が柔軟に調整できる「調整授業時数制度」の本格導入を見据え、国が指定した小・中学校が先行して研究を進めるものと承知しています。

研究校では、年間の総授業時間を維持しながら、教科ごとの時間配分を工夫し、それぞれの学校が抱える課題の解決や特色ある学校づくりを進められます。
研究校に対しては、県教育委員会の指導主事が助言を行う際、各学校の主体性を大切にして、魅力ある学校づくりに向けて、現場の教員のやる気を引き出す関わりをしてほしいと考えています。

そこで、教育課程柔軟化サキドリ研究校事業において、指定された研究校が主体的な研究を進めるために、県教育委員会としてどのような指導や助言を行っていくのか、見解を伺います。

教育長

【答弁】
令和12年度から順次導入が予定されている学習指導要領の改訂に当たって、国は、各教科の標準授業時間を、小・中学校の判断で、柔軟に調整できる「調整授業時数制度」を取り入れる予定です。

また、その円滑な導入に向けて、来年度から2年間、教育課程柔軟化サキドリ研究校事業を実施することにしています。
県教育委員会では、この研究校として、当初5校程度を見込んでいましたが、県域の小・中学校15校から申請があり、これら全て、国から研究校に指定されました。

来年度からの取組に先立ち、すでに、県の指導主事が各研究校を訪問しており、学校の考えを聞きながら、教育課程の柔軟化に向けた検討を支援しています。
例えば、子どもに論理的思考力をしっかりと身に付けさせたい、と考えている小学校には、算数の授業時間を増やして、基礎的な数学力を養うよう助言しています。

また、地域に主体的に関わる子どもを育てたいと考えている小学校には、総合的な学習の時間を増やして、地域課題の発見や、その解決に向けた探究活動を、積極的に取り入れるよう助言しています。

県教育委員会ではこうしたことにより、15校の研究校が、教育課程の柔軟化によって、具体的な成果を挙げられるよう、今後もしっかりと伴走支援してまいります。

大村悠

【要望】
AIの進展、国際化、産業構造の変化が進む現在、子どもたちの未来を切り開くためには、これまで以上に 学校教育が 時代に対応し続けることが不可欠であり、学校運営や制度、教員やカリキュラムを分析していくことは必要であると考えます。

こうした中での、国の「教育課程柔軟化 サキドリ研究校事業」。
この柔軟化の方向性は、子どもたち 一人ひとりの可能性を広げるための教育として期待をしています。

一方で、授業の取捨選択や優先順位づけを 各校の判断に委ねることになります。当初予定の5校の募集に対して、15校の申請があり、15校すべてが指定されたとの答弁がありましたが、各校に対して、適切な支援や助言をすることを求めます。

また研究校の取り組みのプロセス、成果や課題をしっかりと集約するとともに、その評価制度の分析を進め、今後の展開を見据えた対応をしていくことを求めます。

自由民主党 神奈川県議会議員:大村 悠

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