インバウンドとどう向き合うか

観光

インバウンドは可能性であり、同時に課題でもある

訪日外国人の増加は、地域経済にとって大きな可能性を秘めています。
一方で、生活環境への影響や住民トラブルなど、無視できない課題も抱えています。

インバウンドは「やる・やらない」という単純な話ではなく、どう向き合うかが問われるテーマだと考えています。

住宅地にも多くの魅力がある金沢区

金沢区には、海や緑、歴史、日常の風景など、観光地として知られていなくても魅力的なスポットが数多くあります。
しかし、その多くは住宅地と隣り合わせにあり、生活環境とのバランスを考えずに情報発信を強化することには慎重であるべきです。

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「望んでいなくても人が来る」時代だからこそ

SNSが当たり前となった今、こちらが意図していなくても、情報が拡散され人が押し寄せる可能性があります。
だからこそ、「来てから考える」のではなく、事前の想定や対策が不可欠です。
トラブルが起きてからの対応は容易ではなく、地域の負担も大きくなります。

懸念の先にある、新たなビジネスチャンス

一方で、インバウンドには新たなビジネスチャンスを生み出す側面もあります。
日本人の感覚では気づかない魅力が、外国人の視点では高く評価されることも少なくありません。

たとえば飲食店の場合、外国人向けだからといって単純に価格を上げれば、これまでの常連客が離れてしまう恐れがあります。
しかし、食事に体験やストーリーを加えてパッケージ化することで、特別な価値を生み出し、納得感のある価格設定も可能になると考えています。

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「外国人の声」を政策と地域づくりに生かす

こうした挑戦を進めるには、実際に外国人が何を魅力に感じ、何に不便を感じているのかを知ることが重要です。
専門業者によるマーケティング調査などのデータ活用に頼るだけでなく、日本に住む外国人の声を直接聞くことも有効な方法です。
インターナショナルスクール、留学生、駐日関係施設など、身近なところに多様な視点があります。

行政だけでなく、地域の活動レベルでもできることは多くあると考えています。

多様な視点を力に、日本と地域の未来へ

日本を守り、日本をより良くしていくためには、内と外、双方の視点が欠かせません。
暮らしを守る慎重さと、可能性に挑戦する前向きさ。
その両方を大切にしながら、地域にとって最適なインバウンドのあり方を模索し、政策に反映していきたいと考えています。

神奈川県議会議員:大村 悠

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