1月23日、金沢区人権啓発講演会が行われ、講師として書家の金澤泰子さんと金澤翔子さんがお越しになりました。
お二方は、敷田博昭県議よりご縁をいただき、東京ドームの始球式の練習を一緒にさせていただいたり、「必勝」ののぼり旗や結婚の際には素晴らしい書もいただいたり、いつも大変お世話になっています。
本日は人権啓発講演会として、「ダウン症の娘と共に生きて」と題して、出産後の絶望から今の幸せまでの道のりをお話いただきました。
「誰しも必要な存在であり、大成功の存在で生まれてきた」
「知的障害として生まれて過ごしてきたからこそ感受性が豊かになり、素敵なところが伸びた」
「今まで通ってきたのは一番いい道」
「生きてさえいれば絶望はない」
希望をいただき、心が豊かになるメッセージをいただきました。
ともに生きる社会かながわ憲章
神奈川県でも、「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、真の共生社会、当事者目線の社会づくりに取り組んでいます。
今日の泰子さんのお話での「障がいはマイナスではなく、幻想である」という言葉もありましたが、障がいを決めているのは社会であり、周りの目であります。過去と比べると、多様性が受け入れられている社会になりつつも、周囲の理解や制度、まちづくりなどには課題はまだまだあります。
私もこれまで、障がい者の外出の促進、障害者手帳の利便性向上など、議会でも取り上げてきましたが、引き続き、
・社会全体での理解促進
・障がい者のキャリア教育
・デジタルを活用したまちのバリアフリー
に注力していきたいと考えています。
本日の講演では事前申し込みだけでも450名を超える申し込みがあったとのことで、会場は大盛況の中、開催され、質疑応答も矢継ぎ早にされていました。
そして、お母様の泰子さんの講演の後には、翔子さんによるダンスパフォーマンス、マイケルジャクソンのダンスを披露しました!
素敵なお話を、心から感謝いたします!
ありがとうございました!