スポーツの力を広げたい
私がスポーツ政策に力を入れているのは、幼少期からスポーツを通じて多くの学びを得た経験があるからです。スポーツは教育や経済、健康、地域活性化など、幅広い分野において大きな力を発揮できると考えています。
マルチスポーツとは?
今回取り上げたいのは「マルチスポーツ」という考え方です。
マルチスポーツとは、複数のスポーツを体験したり、プレーしたりすることを意味します。
トライアスロンのように競技そのものが複数の要素を組み合わせたものもありますが、ここでは「こどもが複数の競技を経験する」という意味で使います。

選択肢が少なすぎる現状
多くのこどもは幼少期に一つのスポーツチームを選ぶことが一般的です。中学や高校など進学のタイミングで競技を変える方もいますが、その後もひとつの競技をプレーすることがほとんであると思います。
私自身もサッカーとソフトボールで迷った末、ソフトボールを選び、小学校から中学校・高校・大学と野球を続けてきました。
ただそこには、こどもにとってその選択は家族や周囲の影響が大きく、実際の選択肢はとても限られているという現状があり、課題であると感じています。
いろんな体験の場をつくる
一つの競技にしばられず、複数のスポーツに触れることで「自分はこれが得意なんだ」「これが好きなんだ」と気づけるきっかけが増えます。
私はこれまで、野球やサッカー、バスケットボールやバレーボールなどを体験できる「Let’sパーク」などのイベントを開催してきました。スポーツだけでなく、将棋や音楽、農業・漁業・歴史など、地域の文化や魅力も取り入れています。
▼親子でスポーツをしよう!「Let’sパーク」 | 一般社団法人MIRATOBI▼
https://miratobi.themedia.jp/posts/56368137?categoryIds=11395208
▼「かなざわLet’sパークSummer」 | 一般社団法人MIRATOBI▼
https://miratobi.themedia.jp/posts/56368119?categoryIds=11395208
▼「かなざわLet’sパーク2024」 | 一般社団法人MIRATOBI▼
https://miratobi.themedia.jp/posts/56368103?categoryIds=11395208
参加者からは「楽しかった!」「もっとやりたい!」といった声や、保護者から「このスポーツが好きだと初めて知った」といった感想をいただき、マルチスポーツの価値を実感しています。
神奈川県の取り組みを広げたい
神奈川県も10月を「県民スポーツ月間」とし、複数種目を楽しめるイベントを開催しています。
▼10月は県民スポーツ月間!この秋、スポーツを楽しもう!▼
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/tz5/prs/r3961109.html
有意義な取り組みですが、県立施設に限られているため、より多くのこどもたちに届けるには、市町村や地域、民間企業との連携が欠かせません。
地域でも議論を
部活動や地域チームにおいても、勝利や団結を大切にしつつ、幅広い体験の機会を提供できるような仕組みを考える余地があると思います。たとえば、一つのチームでいくつかのスポーツを楽しめるようにすることも、その一歩かもしれません。
課題は多いですが、「こどもの可能性を第一に考える」視点を持って議論を進めることが重要だと考えます。
スポーツの持つ力を活かし、こどもたちの可能性を広げる。そのためにマルチスポーツの普及や環境づくりを、県政の中でもしっかり議論していきたいと思います。
神奈川県議会議員:大村悠
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