令和7年

貨物集配中の車両に関する駐車規制の見直しについて【令和7年第3回定例会】

議会日:令和7年9月25日【 防災警察常任委員会 質問】答弁要旨

「貨物集配中の車両に関する駐車規制の見直しについて」

大村悠

貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しについてお伺いします。

災害活動や私たちの日々の暮らしは、円滑な物流なしには成り立ちません。
その物流を支えてくださっているドライバーの方々が、特に都市部において、貨物集配中の駐車場所の確保に苦慮されているということも、企業団体からの要望でも承知しています。
この点、県警察では、交通事態に応じて、安全かつ円滑に駐車できる場所における駐車規制の見直しを行い、駐車規制が交通の安全と円滑を確保するために、必要最小限のものになるよう尽力されているということも承知しておりますが、駐車事情や交通実態というものは、日々変化しているところであります。
そういった変化を的確に捉えて、見直しの余地がないか不断に検討するなど、継続的できめ細かな取組が求められていると認識をしております。

そこで、貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しについてお伺いします。
まず、最初に、貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しについての考え方を伺います。

交通規制課長

違法駐車をはじめとする無秩序な駐車は、交通事故の原因となり得るほか、交通渋滞を創出させて、円滑な物流の妨げとなることなどから、必要な箇所における駐車規制は不可欠と考えております。

一方、近年、貨物集配中の車両による、各住戸への配達等のための短時間の駐車場が増加しており、駐車場所の苦慮するドライバーの負担軽減等にも配慮する必要があります。このため、県警察では、駐車規制が交通の安全と円滑を確保する上で、合理的、効果的なものとなるように、その見直しに取り組んでおります。

大村悠

答弁の中で、駐車規制の見直しを随時しているということですが、具体的にどのような見直しをしているのかお伺いします。

交通規制課長

県警察では、駐車規制を実施している場所において、事業者団体からの要望、道路環境等を踏まえ、交通の安全と円滑に与える影響を考慮しつつ、当該車両に係る駐車規制の見直しを検討しております。 駐車規制の見直しを行う際は、見直しが交通の安全と円滑に与える影響を最小限にする観点から、対象となる車両を貨物集配中等の文言で、特定の車両に限定し、当該車両を駐車規制の対象から除外する、すなわち駐車禁止規制からの除外でありましたり、当該車両の駐車を可能とする規制を行う、すなわち駐車可規制の実施といった方法を取っています。

大村悠

実際、県内で貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しをした箇所、何か所あるのかお伺いします。

交通規制課長

県警察では、これまでに、横浜市内の17か所、川崎市内の2か所、横須賀市内の2か所、鎌倉市内の2か所、藤沢市内の2か所、秦野市内の1か所の合計26か所について、貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しを行っております。

大村悠

現在、県内の26か所の駐車規制の見直しをしたということですが、規制を見直す場所は、どのように選定しているのかお伺いします。

交通規制課長

駐車規制の見直しに当たっては、各地域における見直しの要望を的確に把握した上で、要望場所の道路環境について現地調査を行うなどして、見直しが交通の安全と円滑に与える影響の程度等を考慮の上、選定しております。

大村悠

先ほどの答弁の中でも、事業者団体からの要望ということでありますが、具体的にどのような要望が事業者団体から寄せられているのかお伺いします。

交通規制課長

横浜市や川崎市などの市街地において、貨物集配中の車両を対象とした駐車禁止規制からの除外、駐車可規制の実施のほか、貨物用パーキングメーターの設置などの要望が寄せられております。

大村悠

先ほど、見直しの選定についての答弁ありましたが、そういった要望を把握した後、どのように駐車規制の見直しをしていくのかお伺いします。

交通規制課長

把握した要望場所について、交通量の多寡や道路の幅員の状況、歩行者や自転車の安全な通行の阻害の程度など、道路環境や交通実態を調査しています。調査の結果、駐車規制の見直しの可否を判断することとなりますが、見直しを行うに当たっては、地域住民に規制の見直しによる影響や、見直しにより住民自身も受益者となることなどを十分説明して、御理解をいただくように努めることとしております。

大村悠

地域住民の理解といった話もありましたが、この見直しの検討に当たっては、道路管理者の様々な関係機関との連携も重要だと思います。

県警としてどう考えているのかお伺いします。

交通規制課長

駐車規制の見直しの検討に当たっては、事業者団体からの要望を道路管理者と共有するとともに、道路管理者が講ずる対策を踏まえた上で、道路管理者との連携を図っております。

大村悠

この貨物集配中の車両に係る問題として、その対策の一つが駐車規制の見直しだと思いますが、それだけでなく、様々な対策も考えられると思います。

併せて、県警として実施している取組についてもお伺いします。

交通規制課長

駐車規制の見直しと併せて、道路構造の改良、路面駐車場の整備、共同住宅やビル等の敷地内、または建物内における貨物集配中の車両の駐車場所の確保等について、道路管理者や関係団体等への働きかけを行っております。

大村悠

最後に、今後の県警察における貨物集配中の駐車規制の見直しに向けた取組について、最後にお伺いしたいと思います。

交通規制課長

県警察としては、引き続き、事業者団体からの駐車規制の見直しの要望を踏まえ、関係機関と連携し、地域住民への十分な説明を行いながら、駐車規制の見直しに取り組んでまいります。

大村悠

それでは要望を申し上げます。

貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しに関する県警察の取組状況を質問させてもらいました。
県内の駐車需要の高い駅前地区や繁華街については、関係団体からも駐車禁止規制の見直しや荷下ろし場所設置の要望が寄せられております。

県警察においては、こうした関係団体からの要望をしっかりと耳を傾けていただき、貨物集配者の駐車需要を踏まえた駐車規制の見直しや荷下ろし場所の確保に向けた対策をより一層推進していくことを要望して私の質問を終わります。

自由民主党 神奈川県議会議員:大村 悠

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