安全安心をハード・ソフト両面から

県議会

安全安心まちづくり特別委員会

本日は、安全安心まちづくり特別委員会が開催され、副委員長としてはじめて出席しました。

また、災害対策として、工事などの「ハード対策」、情報発信などの「ソフト対策」における取組について質問をしました。
ハード対策においては、県では令和2年から水防災戦略を策定し、予算を拡充しながら、急傾斜地や河川工事に取り組んできました。

この県の急傾斜地工事には要件があり、高さ5m以上、傾斜30度以上、崖に5戸以上がかかっているという指定基準がありますが、今日の質疑の中で介護や障がい者向けの福祉施設、幼稚園や保育県、病院などの要配慮者利用施設については、入居者・利用者3人で1戸に換算するとして、今年度県内8か所で工事が進むこととなりました。

こうした要件は、これまでも壁になっていたことから、地元でも危険な箇所を改めて調査をし、対応していきたいと考えています。

ソフト対策

またソフト対策として、デジタルを活用した取り組みについては、事前の情報キャッチ手段の確認や避難情報伝達などを展開していく旨の答弁がありましたが、導入するだけでなく、利用してもらう、活用してもらわなければ意味がないことから、メリットや利便性など周知啓発を合わせて強化することを求めました。

また、県には「さがみロボット産業特区」が設置されていることから、現場の課題やニーズを捉えて、開発に関わるなど、ロボット特区の管轄である産業労働局に働きかけていくとともに、実装に向けた連携を要望しました。

安全対策には万全はありませんが、引き続き、安全安心が現場に寄与されるよう、これからもしっかりと議論をしていきます。

 

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