神奈川版ライドシェアの検討について

県議会

ライドシェアの検討

1月25日神奈川県から「第3回神奈川版ライドシェア検討会議」開催予定との記者発表がなされました。

「第3回神奈川版ライドシェア検討会議」の開催について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y2w/prs/r6980557.html

このライドシェアについては、11月の本会議の自民党代表質問でも取り上げ、調査中の事案であります。
「神奈川版ライドシェア」

これは地域や時間帯によりタクシー不足が指摘される中、地域のタクシー事業者との連携を前提として考えられている対応策です。
国でも検討されているこの方針には各所より様々なご意見が寄せられており、タクシー業界からも厳しいお声もいただいております。

こうした中、三浦市内での実証実験が検討されており、今回、神奈川県や三浦市、タクシー協会や地元タクシー会社、国土交通省などが参画メンバーとして、検討会議が開催されます。

私も横須賀出身であり、京浜急行線を利用しているので、夜の三浦市のタクシーの実情は全く知らないわけではありませんが、検討しているにあたって課題はまだまだあると考えています。

◆タクシー不足の状況から今回の施策を打ち出しているわけですが、前提として地域のタクシー事業者との連携にあたっては、この施策に懸念を示しているタクシー協会や地域のタクシー事業者の負担が大きいということ。

◆料金設定においても、ライドシェアの取り分が多くなってしまえば、タクシー業界の人材不足を助長する形になってしまうこと。

◆出発地・到着地については、現在、三浦市内で検討をされており、まだ固まっていませんが、三浦市内に限定してしまうと出発地が三浦市であっても、三浦を越えて横須賀市や横浜市への運送はできないこととなることから、どういった地域設定をするのか。

◆ライドシェアのドライバー募集にあたっての審査や研修体制はどのように整備するのか。

まだまだアプリの開発や安全対策、車両整備など課題はたくさんあります。
そういった課題を受け止めて、いろいろな声を聞き、利用される方、タクシー事業者、地元の方々など、あらゆる面からこの施策に向き合って、引き続き調査、議論をしていきます。

神奈川版ライドシェア記事内画像

 

 

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