スマート化で省力化と効率化促進
所得向上に向けた経営の多角化・ブランド化の支援
自然災害対策、鳥獣被害対策の強化
農漁業を取り巻く環境
担い手の減少や高齢化、農業資材価格の高勝、荒廃農地の増加や海藻が消失する磯焼けな、経済のグローバル化やデジタル技術の進展、地球温暖化等による自然災害の頻発化など社会の大きな変化の中にあり、働き方や価値観が多様化しています。
農業や漁業は、食料の安定供給だけでなく、景観づくりや防災などの安全対策、県民の安全・安心で豊かな生活に大きな役割を果たしており、金沢区においても盛んに営まれています。
これまでの神奈川県の取組
県では、これまで環境整備として鳥獣被害対策や栽培漁業の取組、「かながわブランド」などの県内農水産物のブランド力向上、商品化までを含めた6次産業化に向けた支援などに取り組んできました。
また、昨今の環境問題から、脱炭素社会の実現に向けた取組やブルーカーボン、藻場の再生などの取組を進めています。
稼げる産業に向けて
農業や漁業をはじめとした一次産業は、担い手が減少しているとともに高齢化が進み、食を守っていく、そして金沢区としての産業を守っていくためにも、人材確保・育成は喫緊の課題です。
そこで学校と連携した人材育成とともに、AIやロボット、デジタルを活用したスマート化を進め、省力化、効率化に取り組みます。
また、魅力ある産業にしていくためにも稼げる産業化に向けて、地域ブランド化やオリジナル品種づくりへの支援、観光と連携した農業や漁業における海業など経営の多角化を図り、所得向上や産業振興を目指します。