令和4年

⑦ 令和4年度第3回定例会【子どものスポーツ振興について】

会議日:令和4年12月6日【 一般質問 】答弁要旨

スポーツ推進の取組について
子どものスポーツ振興について( スポーツ局スポーツ課 )

大村悠

前向きで活力ある社会の実現に向け、子どもの頃から気軽にスポーツを楽しみ、スポーツの大切さを実感することが重要だが、近年、子どもがスポーツから遠ざかっているのではないかと危惧している。

近年の子ども達の体力低下傾向や、コロナ禍で減少してしまったスポーツの機会を取り戻すという観点からも、子どものスポーツ振興は重要な施策である。子どもがスポーツを楽しみ、その心身の健やかな成長につなげるためには、子どもがスポーツに触れることができる環境づくりが重要であり、既存の施設など様々な資源を活用して子どもがスポーツに触れ、楽しめるようにすることが重要と考える。

そこで、子どもが気軽にスポーツを楽しめる環境づくりについて、どのように取り 組んでいくのか、見解を伺う。

スポーツ局長

子どものスポーツ振興についてお尋ねがありました。

子どもにとってスポーツは、体力の向上とともに心とからだの健全な発達に大変重要な役割を果たすものです。そのため、早い段階から、体を動かす習慣やスポーツは楽しいという意識を身に付けることがとても大切です。

県は、これまで、10月の県民スポーツ月間などで子ども向けのスポーツ体験会を実施するなど、気軽にスポーツを楽しめる機会を提供してきました。また、子どもたちが身近な場所でスポーツに親しめる「総合型地域スポーツクラブ」の活動を広く紹介してきました。

さらに、日本オリンピック委員会の協力を得て、平成29年度から毎年、県内の中学校で「JOCオリンピック教室」を開催しています。この教室は、オリンピアンから直接話を伺える貴重な機会であり、毎回、目を輝かせながら参加する子どもたちの姿を見ることができます。

今後も、こうした取組を継続するとともに、今年度は、新たに県教育委員会や市町村と連携し、幼稚園児を対象とした「親子ふれあい体操教室」を開催します。この事業では、体を動かすことの楽しさを親子で体験してもらい、幼児期からの運動習慣の形成につなげていただきたいと考えています。

県では、多くの子どもたちが、日常的にスポーツに触れ、スポーツの楽しさを実感できるような環境づくりを積極的に進め、子どものスポーツ振興に取り組んでまいります。
答弁は以上です。

大村悠

要望です。

大村悠

地元の活動の中で、少年少女の野球チームのお手伝いをする機会がありますが、そういったところでボールが使える場所を増やしてほしいという声を大変多くいただきます。

スポーツを通じて、身体づくりや人間関係の中で学んだり、目標を立てて努力する力、挫折にめげない力など、学校での座学だけでは身につかない力を身につけられるのもスポーツの力だと考えています。

そういったことからも、子どもたちがスポーツのできる場所の確保、イベント等を通じた場の提供など、様々なスポーツ資源を有効的に活用して、県や市町村の行政サイドのみではなく、県内のプロ・トップチームや地域の民間スポーツ団体などとより一層連携をして、子どもたちを中心とした県民が、気軽にスポーツに親しめる環境づくりに取り組んでいくことを求めます。

関連記事

TOP