令和5年

令和5年第2回定例会【環境農政常任委員会】(林道改良事業)

会議日:令和5年6月29日【 環境農政常任委員会】答弁要旨

林道改良事業

大村悠

次は、6月補正予算案の林道改良について伺いたいと思います。

まず、林道改良事業費が単独事業として掲げられていますけれども、この事業の当初予算の規模と事業内容について、まず確認をさせてください。

森林再生課長

当初予算規模につきましては、2億4,004万円となっております。事業内容は、林道の車両通行の安全を確保するために必要な施設の改良等です。また、事業の対象路線数は19路線、整備延長は1,045メートルとなっております。

大村悠

その中で、今回、補正予算案として1,140万円ほど計上されていますけれども、この中の事業内容について伺います。

森林再生課長

今回の補正予算の対象となるものは、相模原市緑区小原地内にある栃谷坂沢林道及び足柄上郡松田町寄地内にあります土佐原林道の2路線に関する事業となります。具体的には、来年度以降の改良工事実施に向けた調査設計及び林道の市町村区間に向けた意識調査について委託業務にて実施するものであります。

大村悠

こちらについても安全対策として取り組んでいくことだと思うんですが、昨今、台風もそうですし、大規模な大雨が度々発生していますけれども、直近の状況の中で、林道の被害は今年に入って発生したのか確認をしたいと思います。

森林再生課長

林道の災害につきましては、記憶に新しいところでは、令和元年の災害、それから令和3年の災害等がございます。
その後の復旧事業等を経まして、ようやく今年度でおおよそのめどがつくというところでございますけれども、林道に関して、例えば、台風ですとか、豪雨ですとか、自然災害というのは毎年のように起こりますので、最近ですと6月に入り豪雨がございまして、そのときも被害が発生しております。そのときに応じていろいろな措置をしてまいりますけれども、必要があれば災害事業として、あとは通常の林道パトロール等を行っておりますので、そういう既存予算を使いながら迅速に対応していきたいと思っております。

大村悠

林道も、そこに住んでいる方にとっては生活の通路、道になっていたり、経済活動にも影響を受けるという部分もございますので、昨今想定外と言われるような自然災害とか大雨が発生している中で、今回補正予算として2地区に絞って工事をされるということなんですけれども、引き続き、県全体を見回して、しっかりと林道の安全対策について取り組んでいただくことを要望させていただきたいと思います。

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